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2009年02月18日水曜日
俳優・仲代達矢さんの言葉
「僕がずっとやってきた新劇は、エンターテインメントとしてお客さんをひきつけながら見終わった後にどんな感動を与えられるかを考える。いわば哲学というか、生きることとは何かを深く感じてもらえたらいいなというもの」。
76歳の今も全国を飛び回っていて、高齢のお客さんたちから「見終わって元気が出た」という感想をいただくという。さぞかしうれしいことだろうなと思うとともに、『この広い野原いっぱい』の歌詞を思い出しました。
それは、『この広い野原いっぱい♪』の4番の歌詞で、
この広い世界中の 何もかも
ひとつ残らず あなたにあげる
だから私に 手紙を書いて
手紙を書いて
というもの。
はじめてこの歌詞を読んだとき、「手紙をいただくのはそんなにうれしいのかな」と不思議に感じたものですが、時間の経過とともにだんだんと手紙だからこそ心に届くのだろうと思うようになったものです。
もしかしたら、仲代さんも、この歌詞と似たような気持ちになっているのかも知れない、なんて思い、ニンマリと笑ってしまいました。
wrote by m-hamada : 2009年02月18日 14:54