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2006年11月02日木曜日
「心に読書と思索の暇(いとま)を」の言葉を思い出す
"ある部分では秀でていてもトータルの人間性は子どものまま。それで年老いていけるのが現代。大人がいなくなった幼稚な社会ともいえる” 大阪大学副学長の鷲田清一さんの考えを聞き、驚きつつもなるほどなあとうなづく。哲学専攻の副学長はまた「世の中には答えが1つしかないものなんてめったにない。あるのは3つ。(1)正解が複数ある(2)不確定要素があって答えがすぐには見えない(3)いくら問うても人間には答えられない--。終末医療や不妊治療などはどれが正解かなど人間には答えられない。人はこうした問いに囲まれて生きていく」とも語り、「熟考し判断力を養え」と訴えている。「青年よ、心に読書と思索の暇をつくれ」の言葉を思い出すとともに、よくよく心に刻んで気をつけていきたいと思った。
wrote by m-hamada : 2006年11月02日 23:31